「貰った指輪のサイズが合わない」
「体型の変化や妊娠中のむくみで指輪が入らなくなってしまった」
そんなこともありますよね。
身に着けるものですから、ちょっとした違和感が気になるものです。
大切な指輪を長く使うためにサイズ直しに出しましょう。
こちらでは「どこに出したらいいの?」「かかる時間と費用の相場はどれくらい?」などという「指輪のサイズ直し」に関わる疑問にお答えしていきたいと思います。
どんな素材の指輪でもサイズ直しはできるの?

サイズ直しができる指輪の素材は、金、プラチナ、シルバーです。
まずは指輪の内側の刻印を確かめてみましょう。一番多い刻印は、金がK18、プラチナはpt.900、シルバーはSILVERです。
ホワイトゴールドはK18WG、ピンクゴールドはK18PGと打刻されます。
どこでサイズ直しできるの?

できれば購入したお店に依頼しましょう。
デザインなどに依っては加工が難しい場合もありますので、購入したお店に依頼するのが一番安心です。
貰ったもので購入店がわからない場合は、ジュエリー加工を専門としているお店もありますので、そちらにお願いすると良いでしょう。
サイズ直し無料というサービスも

購入したお店に持っていくと、無料アフターサービスでサイズ直しができることもあります。
ただし、保証期間中無料、一回まで無料など、お店によって対応が違います。
また、あくまでもサービスなので、やっていないお店もあります。まずは確認してみてくださいね。
サイズを小さくしたい

サイズを小さくする加工は、縮める分だけの地金を切り取り、ロウ付けで接続します。
サイズを小さくする一般的な料金は、2000円~4000円ぐらいです。
但しデザインや、どれだけ縮めるかということによっても料金が変わってきますので、まずは見積もりを出してもらうのが良いでしょう。
石を使っているものはサイズ直しで石が緩んでしまうことがあるので、石を留め直す必要があり、石の有無によっても料金が変わってきます。
サイズを大きくしたい

サイズを大きくする加工は、広げる分の地金を継ぎ足し、ロウ付けします。
料金は個別に変わってきますので、こちらも加工に入る前に必ず見積もりを出してもらいましょう。
地金を足すことになるので、サイズを小さくするより料金は高くなります。
金属の素材や、相場の変動によってもサイズ直しの料金は変わってきます。
時間はどれぐらいかかるの?

サイズ直しにかかる期間は、一般的には2~3週間程度と言われていますが、デザインによる難易度やお店によっても異なると思います。
加工に入る前に念のため確認してみましょう。
使いたい日が決まっているなら、早目に依頼した方が安心ですね。
サイズ直しが難しい指輪

指輪のデザインによって、サイズ直しが難しかったりできない指輪もあります。
例えば、ダイヤモンドがぐるっと一周入っているエタニティリングは、サイズ直しができません。
指輪全体に彫刻がほどこされたデザインも、サイズ直しによってデザインが変わってしまうため難しくなります。
どちらの場合もサイズ直しができるかどうか、まずは相談してみましょう。
メッキや刻印の入った結婚指輪はサイズ直しできる?

内側に日付やイニシャルが刻印された結婚指輪は、サイズ直しできるのでしょうか?
刻印が入っていない箇所で加工ができれば問題がないのですが、刻印が入っている箇所にかかってしまう場合は、まず刻印を消してから再度打ち直します。
メッキやつや消しなどの加工がほどこされた指輪も、サイズ直し後に加工し直します。
メッキ、刻印の別途料金がかかります。
最後に

指輪のサイズ直しのさまざまな疑問について、お伝えしました。
貴方にもサイズが合わなくなったからといって、眠っている指輪はありませんか?
サイズがピッタリ、ピカピカになって戻ってきた指輪をつけてみたら、初めて身に着けた時のような新鮮さも一緒に戻ってくるかもしれませんよ♪
カラッツ編集部 監修






