シンプルな装いにアクセントを加えるリングは、ジュエリーの中でも主役的存在。
ブライダルリングやペアリングなど、女性だけでなく男性にとっても欠かせないアイテムといえます。
ボリューミーなものからシンプルなものまでデザインも幅広く、普段アクセサリーに馴染みがない場合は特に、どういったデザインが良いのか迷ってしまう方もいるのでは?
そこで今回はリングの選び方や今年のトレンドなどを交え、2020年にお勧めしたい男性に人気のリングブランド10選をご紹介します!
メンズリングに多いデザイン傾向
メンズリングはブライダルリングを除いても、全体的に女性に比べてデザイン自体はシンプルなものが多く、ブランドロゴなどが刻印されただけのものも人気がある印象です。
宝石があしらわれたものはダイヤモンドやオニキスなどが定番。
また、インディアンジュエリーも根強い人気があり、フェザーやクロスをデザインに取り入れたものやターコイズをあしらったリングも多いですね。
2020年のメンズファッションの流行はストリート系や70年代風フレンチカジュアルなどが人気と聞きますので、流行のファッションに合わせたアイテムを選ぶのも良いのではないでしょうか。
リングの選び方

リングを選ぶ際に参考にしたいのは、サイズと素材、そしてライフスタイル。
サイズ
リングサイズとは、つまりは指のサイズ(太さ)。
どの指に着けたいかによって、サイズが異なります。
今まで身につけたことがないからサイズがわからないという方もご安心を。
ショップには大体リングサイズを測る、専用のリングゲージがあると思いますので、「この指のサイズが知りたい」と伝えると良いでしょう。
素材
素材とは、金属の種類です。
メンズリングの多くはシルバーですが、劣化が少ないとされるゴールドやプラチナも人気。
ゴールドの中にはイエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドなど種類があります。
手持ちの洋服や、肌の色合いが良く見えるものを選ぶのも良いでしょう。
また、「こまめに手入れをするのが苦手」という方は、プラチナやゴールドだけでなく、スチールも劣化が少ないので、選択肢に加えてみても良いかもしれません。
ライフスタイル
ブライダルリングなどに多いと思いますが、スキンジュエリーのように、ずっと身につけたままにしたいリングは、「仕事上、華美なものは避けたい」と思う方もきっと多いですよね。
なので、毎日身につけたままにする場合は、フラットでシンプルなものを。
プライベートやパーティシーンで、ファッションのアクセントとして身につけたい場合はボリューミーで華やかなものなど、身につけたい環境や使い方、服装などを想定した上で探すとぐっと選びやすくなる気がします。
リングの保管方法・お手入れについて
いざ身に着けようとしたら、なんだか色がくすんでいる・・・?なんてことのないよう、リングの保管方法とお手入れの仕方をご紹介します!
リングの保存方法
リング同士がぶつかり合って傷が付かないよう、個別に分けることが出来る、または仕切りのあるボックスなどに収納するのがオススメです。
リングが当たる部分は硬い素材より柔らかい素材であること、出来るだけボックス内でカチャカチャと動かないことが好ましいですね。
宝石がついているリングの場合、宝石によっては熱や乾燥に弱いなど、保管方法に注意が必要なものもありますので、注意点などないか買った際にお店に確認しておくのも良いと思います。
お手入れについて
物に触れることが多い手に身につけているので、特に汚れやすいリング。
使用後には毎回、柔らかい布やセーム革などで皮脂汚れをふき取って収納するのがおすすめです。
目立つ汚れがある場合には、水や中性洗剤で洗います。
ただし、宝石が付いてる場合、宝石の種類によっては、中性洗剤だけでなく水すら劣化の原因になる場合があります。
こちらも買った際にお店の人に注意点を確認しておくと、安心かもしれませんね。
おすすめメンズリングブランド10選
では、メンズリングでおすすめのブランドを順番にご紹介していきましょう。
クロムハーツ

1988年に設立された、アメリカの高級ブランド。
レザー製品が起点となったブランドですが、今や “キングオブシルバー” と言われるほどシルバーアクセアリーでその名を轟かせています。
ペアリングでも人気の定番デザイン「スペーサー」を筆頭に、クロムハーツのシンボルともいえるクロスのモチーフがあしらわれた「SBTバンド」も安定した人気を見せています。
[人気品目/シリーズ] スペーサー、SBTバンド[使用素材] シルバー、イエローゴールド
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[主な販売価格帯] 30,000円〜400,000円
[修理対応] お問い合わせください。
[公式サイト] https://www.chromehearts.com/
ゴローズ

1972年に表参道にショップ「goro’s」をオープンし、髙橋吾郎氏自身がジュエリーを作り始めた、日本のブランド。
日本でのインディアンジュエリーの草分け的存在といわれているブランドです。
俳優やタレントを中心としたファッショニスタが愛用していることから常に注目度も高く、原宿店でしか購入できないこともあってか、簡単には手に入れられない印象さえあります。
もはや神格化されていると言っても良いブランドではないかと思います。
定番デザインは「フェザー」。ココから始める人も多いとか。
なかなか手にすることが出来ない「イーグル」は、二次流通などでも希少価値高く扱われることが多いと聞きます。
[人気品目/シリーズ] フェザー、イーグル、メタル[使用素材] シルバー、イエローゴールド
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[修理対応] ゴローズ原宿店にて受付
[公式サイト] https://goros.com/
ブルガリ

1884年にイタリアのローマで創業した、高級ジュエリーブランド。
グラフィカルで無機質そして前衛的、イタリアンジュエリーの代表格であるブルガリのデザインは男女問わず長い間愛され続けています。
中でもリングは、ブルガリのデザインの神髄ともいえるキーアイテム。
アイコン的デザインである「ビーゼロワン」はもちろん、ブランドロゴがアクセントの「ブルガリ・ブルガリ」は定番人気。
クールでエレガントなスネークモチーフの「セルペンティ」、古代コインがあしらわれた「モネーテ」は今年のトレンド “アニマルモチーフ” と “コインモチーフ” ということもあってか、注目が高まっています。
[人気品目/シリーズ] ビーゼロワン、ブルガリ・ブルガリ、セルペンティ、モネーテ[使用素材] イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールド、ダイヤモンド ほか
[主要カラー] ゴールド、シルバー
[主な販売価格帯] 150,000円〜1,200,000円
[修理対応] ブルガリブティックにて受付
[公式サイト] https://www.bulgari.com/ja-jp/
ブシュロン

1853年に創業した、フランスの高級ジュエリーブランド。
常識にとらわれない洗練された、大人の男性のためのメンズコレクションが特徴的です。
異素材を組み合わせた最も有名な「キャトル」、ダイヤモンドのファセットカットから着想を得て多面体をリングにした「ファセット」はファッションリングだけでなくエンゲージメントリングとしても人気が高いです。
[人気品目/シリーズ] キャトル、ファセット[使用素材] イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールド、ダイヤモンド ほか
[主要カラー] ゴールド、シルバー
[主な販売価格帯] 200,000円〜1,000,000円
[修理対応] ブシュロンブティックまたはブシュロン正規取扱店にて受付
[公式サイト] https://jp.boucheron.com/ja_jp/
カルティエ

1847年にパリで創業以来、世界各国の王室御用達ともいえる高級ジュエリーブランドカルティエ。
王の宝石商、宝石商の王と言われる名門ブランドで、ジュエリーだけでなくタイムピース、レザーアイテム、ライター、筆記用具などの扱いもあります。
アイコン的デザイン「LOVE」を筆頭に、釘のモチーフがユニークで前衛的な「ジュスト アン クル」は定番と言える安定した人気。
日用品であるナットを芸術品に昇華させた「エクル・ドゥ・カルティエ」は、遊び心溢れるデザインでメンズ人気が上昇中です。
[人気品目/シリーズ] LOVE、エクル・ドゥ・カルティエ、ジュスト アン クル[使用素材] イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールド、ダイヤモンド ほか
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[主な販売価格帯] 80,000円〜3,000,000円
[修理対応] カルティエブティックまたはカルティエ カスタマーサービスセンターにて受付
[公式サイト] http://www.cartier.jp/
ダミアーニ

1924年、イタリア・ヴァレンツァで創業した、ジュエリーと高級時計を展開するブランド。
卓越した技術で作り上げられるジュエリーは、どれも緻密な細工が施され世界中の人々を虜にしています。
特殊な金細工でダイヤモンドを浮かび上がらせる「メトロポリタン」は、ブラックゴールドの展開もあり、クールでラグジュアリーな男性の装いを引き立てます。
ブランドの中心的デザインでもある「ベル エポック」は、シンプルなデザインで男性にも身に着けやすいカラーストーンのジュエリーでもあります。
[人気品目/シリーズ] ベル エポック、メトロポリタン[使用素材] イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールド、ダイヤモンド ほか
[主要カラー] シルバー、ゴールド、ブラック
[主な販売価格帯] 250,000円〜1,000,000円
[修理対応] お問い合わせ下さい
[公式サイト] https://www.damiani.com/jp/ja/
ティファニー

1837年に創業されたアメリカの高級ジュエリーブランド。
世界五大ジュエラーの一つとして名高く、高品質に拘りつつも幅広い価格設定は世代を超えて人気があります。
クラシックなデザインに、エッジの効いたデザインをプラスした「ポイント」はワイドサイズが人気。
女性にも支持されている「Tスクエア」は、ベーシックなタイプはもちろん、ステンレスにブラックコーティングされたタイプもメンズスタイルに似合います。
[人気品目/シリーズ] ポイント、Tスクエア、1837、パロマキャリパー[使用素材] スターリングシルバー、イエローゴールド、ローズゴールド、ホワイトゴールド ほか
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[主な販売価格帯] 30,000円〜950,000円
[修理対応] お問い合わせください
[公式サイト] http://www.tiffany.co.jp/
フレッド

1936年、アルゼンチンの宝石商の家に生まれたフレッド・サミュエルがパリに宝石店をオープンしたのが始まりの高級ジュエリーブランド。
創業当時から社交界では知られたブランドで、名だたる富豪が顧客リストに名を連ねていたといわれます。
ブランドのアイコン的デザインである、セーリングのエスプリが込められた「フォース10」はリングだけでなくブレスレットも人気。
曲線と直線のコントラストが魅力の「サクセス」は、男女問わず支持されています。
[人気品目/シリーズ] フォース10、サクセス、パン ドゥ スークル[使用素材] ホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールド、プラチナ、ダイヤモンド ほか
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[主な販売価格帯] 100,000円〜1,200,000円
[修理対応] フレッドブティックまたは正規取扱店にて受付
[公式サイト] https://www.fred.com/jp/ja_JP/
ジャムホームメイド

1998年に創立した、シルバーアクセサリーやブライダルリングも手掛ける日本のユニセックスアクセサリーブランド。
レザーアイテムや時計も展開し、ファッションブランドや人気キャラクター、人気漫画などとのコラボレーションも活発に行い、幅広い世代に支持されています。
メンズ人気が高いのは、中央に馬蹄モチーフ、サイドに象形文字で馬をかたどった「ホースシューリング」。
カップルに向けた「名もなき指輪」は、自分たちでペアリングをハンドメイド出来るキットで、エンゲージメントリングをハンドメイドするカップルも多く、長年に渡り愛されています。
[人気品目/シリーズ] ホースシューリング、名もなき指輪[使用素材] シルバー、イエローゴールド、ダイヤモンド
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[主な販売価格帯] 10,000円〜770,000円
[修理対応] ジャムホームメイド直営店、またはHPのお問い合わせにて受付
[公式サイト] https://www.jamhomemadeonlineshop.com/
フェンディ

1925年、ローマに革製品店を設立したことで始まったアパレルブランド。
創業当時に毛皮のコートを展開したことで注目され始め、現在でも毛皮の常識を覆し、ファッション性の高いアイテムを提案し続けています。
フェンディのコレクションを引き立てるファッションジュエリーは、遊び心が漂うデザイン。
定番でボリューミーな「FFモチーフ」は今年らしい存在感のあるアイテムです。
愛らしい表情の「バッグ バグズ」は女性にも人気です。
[人気品目/シリーズ] FFモチーフ、バッグ バグズ[使用素材] メタル
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[主な販売価格帯] 30,000円〜60,000円
[修理対応] お問い合わせください
[公式サイト] https://www.fendi.com/jp/
最後に
2020年におすすめしたいメンズリングブランド10選をご紹介しました。
リングを購入する際には、素材や価格を確認し、どのようなライフスタイルやファッションで身に着けたいかを想像すると、選びやすい気がしますよ!
是非、2020年を彩るリング選びの参考にしてみてください♪
カラッツ編集部 監修






