「ちょっときついかな?」と思いながらはめた指輪が、抜けなくなってしまったことはありませんか?
「久しぶりにつけた指輪が外れなくなってしまった」「朝は平気だったのに夕方外そうとしたらきつくて抜けない」など。
このまま抜けなかったどうしよう…と焦ってしまいますね。
でもこれを知っていれば大丈夫!
指輪が抜けなくなった時に役立つ対処法をお伝えします。
どうして指輪が抜けなくなるの?その原因とは

指輪が抜けなくなる原因は、いくつか考えられます。
原因を知って、そうならないよう気を付けたいですね。
どんな原因があるのでしょうか?
むくみ
一番多い原因は、指のむくみ。手指は足と同様にむくみやすい部位です。
女性はホルモンバランスの変化で、周期的にむくみやすい時期がやって来ます。
多くの妊婦さんがむくみで指輪が入らなくなってしまうようですが、ホルモンバランスの変化で身体に水分を貯めこみやすくなることが原因です。
また、ストレスや食生活でもむくみやすくなります。
アルコールの摂取や塩分、水分の採りすぎもむくみの原因です。
冷えによる血行不良や、リンパの滞りでも指がむくんでしまいます。
体型の変化
結婚指輪によく見られます。
長い年月の経過で体型が変化し、指輪が抜けない、入らなくなってしまったということがよくあります。
無理にはめようとせず、きついと感じたらサイズ直しを依頼しましょう。
困ったときのお役立ちアイテム
きつい指輪を抜けやすくするお役立ちアイテムと、外す方法をご紹介します。
石鹸
まず思いつくのが石鹸ではないでしょうか?固形石鹸、ハンドソープ、台所洗剤などを使います。
指輪と指の間に石鹸の泡をなじませます。しっかりとなじんだら、ゆっくりと回しながら指先の方へ移動させます。
びくともしなかった指輪がするっと抜けてしまうことがあるので、飛んでいかないよう気を付けてくださいね。
糸
指と指輪の間に糸を通します。
次に、第一関節まで隙間なく、ぐるぐると糸を指に巻き付けます。
巻き付けることによって指が圧迫されて細くなり、抜けやすくなります。
あまりきつく巻きすぎないよう、気を付けてくださいね。
ハンドクリーム
石鹸を使った対処法と同じように、指輪と指の間にハンドクリームをなじませます。
ゆっくりと回しながら指先の方へ移動させます。
指のむくみの解消方法

むくみが原因で指輪が外れないのなら、この方法で解消できるかもしれません。
グーパー運動
両手を前に突き出し、握りこぶしを作ってパッと開く。これを何度か繰り返します。
手の甲や指の血行が良くなり、むくみが解消します。
ツボ押し
親指の付け根と人差し指の付け根の延長線上、交わるくぼみが「合谷」(ごうこく)というツボです。
合谷をゆっくり押して10秒数え、離す、というのを何度か繰り返しているうちに、血行が良くなります。
どうしても抜けない時は?
いろいろな方法を試してみてもどうしても抜けない!という場合は、消防署かジュエリーショップに相談してみましょう。
消防署は様々なケースを救助するエキスパートなので、最後の砦として覚えておくと良いですね。
指が痛くて病院に行きたいという場合も、「何科にかかればいいか」「近くで受け入れてくれる病院は何処か」など、消防署で相談することができます。
お店で試着をしていて指輪が抜けなくなってしまったときは、お店のスタッフに相談しましょう。
最後の手段
リングカッターという道具で指輪を切断します。
リングカッターは、消防署やジュエリーショップにあるようです。
その指輪を買われたジュエリーショップであれば、切断後の修理についてなども相談にのってもらえるかもしれませんので、まずは一度相談してみても良いかもしれませんね。
予防策:抜けない恐怖を覚える前にできること

結婚指輪のように付けっぱなしのものは気が付きにくいということもあるかもしれませんが、一つの予防策として。
もし妊娠などで急に体重が増えたり、太ってなかなか戻りにくい時などは早目にリングのサイズ直しをしておくことで、万が一のトラブルを防げるかもしれません。
大事な指輪を長く楽しむための一つの方法として躊躇し過ぎず早目に行動しておくことも大切だと思いますよ。
まとめ
いざという時の対処法を覚えておくと安心ですね。
「抜けない!」と思ったときは、無理に押し込まないことです。
少しきついと感じた時点で、すぐに外しましょう。
むくみを予防するために、ハンドクリームを塗ってマッサージする、手を温める、保湿するなどということも効き目があると聞きますので、良かったら試してみてくださいね☆
カラッツ編集部 監修






